須崎農園 日々ブロ

茨城の有機農家です。畑に田んぼにバンドに走り回っています。そんな日々を徒然なるままに・・・

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今年もはや。。

12月になりました。

今年も早いです。特に春先花見の頃と秋のいい時期は忙しすぎてほとんど記憶がありません。

ここにきてやっとこさ、干し芋が始まるまでのほんのひととき比較的のんびりした時間がすごせます。


あとはこの時期、春大根の種まきや玉ねぎの植え付け(まだやってます。)なんかを。


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里芋掘りも適当にやりたいんですが、なぜか今年は霜が降りないのでいつまでたっても地上部が元気です。

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こう青々してると、まだ少し芋が太るんじゃないかと思ってしまい、ついつい掘れずにいます。

そんな中、近所では干し芋が始まっていました。

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ここら辺では一番気の早い農家です。いつも霜が降りてから始めていたのを、今年は待ちきれず始まったようです。お歳暮商戦が干し芋のヤマ場ですから当然かもしれませんが、芋の甘みがきわだってくるのはやはり年明け。
小寒大寒の頃からがおいしいと思います。

大きくやっている干し芋農家は、大量に干しあがる芋の半分くらいを庭先でさばくので大変らしいです。
でもリピーターがたくさんいるので販売は安定してるとのこと。

また、質の落ちる残り芋は近所の直売所へ。そこへも出せないようなものを問屋にまとめて安売りします。

問屋は都内など大消費地でこれを売りさばくので、まずいものが出回り、産地の評価が落ちる。
どうせまずいなら安い中国産でいいや。と。こわい負の連鎖ですね~。


おいしいものは中間業者なしで産地の農家と直接やりとりして手に入れたほうがいいです。






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有機栽培ですから。

有機農家ですから有機農法で作物を育てます。

有機農法とは、堆肥や米ぬかなどの有機物を田畑に投入し、たくさんの土中微生物に活発に分解してもらい、それによって作物を健康に育てるやり方です。
健康に育った作物は私たちに収穫されてしまうので、その分お返しに有機物を田畑に投入し、地力を保ちます。

だから地力の劣る畑にはこれでもかと牛や豚の堆肥を撒いて「これで安心」みたいなとこがあったんですが、そうでもないようです。

こないだの新聞記事では輸入飼料に含まれる除草剤成分「クロピラリド」ってのが牛のふんに混じって堆肥になって、それを畑に多投したらナス科キク科に病気が出たということ。

よかれと思ってやっていることでも、自分の知らないところでこういうことがあったのでは困ります。まさに本末転倒。

病害が出てしまってからでは遅いので、畑に使う堆肥は素性を良く知ったうえで使いたいものです。


うちでも去年まで肉牛を育てる農家から堆肥をもらっていましたが、やはり短期間でやわらかい肉質のデカい牛に育てなくてはいけないということで、薬まみれの病気寸前みたいな育て方をしていました。
疑問に思いましたが、消費者ニーズに合わせるとこうなっちゃうんだと言って農家さんもなげいてました。

そんな頃近所の乗馬クラブのおっちゃんと知り合い、馬(と馬のうんこ)を見に行ったら、毛のツヤもよく、体もしまって健康そうなサラブレッドが4頭、馬場をかけまわっていました。

食肉用に飼育管理されている牛や豚を見慣れていた目には、なんだかとても新鮮に映りました。
おっちゃんは、ウチの馬は経済動物ではないので、まずは健康で丈夫に育てることが大事だねと。

当たり前のことですけどね。



うちの野菜作りもそれと同じなので、お願いして堆肥をわけてもらうことにしました。

堆肥とは言ってもほとんどできたてホヤホヤのナマ状態で、しばらく寝かせる必要ありですけど、気持ちよく畑に撒き散らすことができます。



おっちゃんの畑で人参の花が咲いていました。

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根っこはもちろん固くて食えませんが、とてもきれいに咲いていました。






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冬がなかなか来ませんが。

来週くらいから零下になるみたいでやっと本格的に冬が来るかと思っています。

最近導入した薪ストーブも、つければ部屋は30℃近くなりヨメさんからは暑いだのケムいだの言われなかなかありがたく思ってもらえないので、去年のような朝起きると室内2℃・・・みたいなのが少し恋しくもあります。

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寒がりネコも、まるで夏のような無防備なかっこでひなたぼっこしています。


里美の親方から廃業農家のビニルハウスをみんなで解体してわけようというありがたい話をもらい、行ってきました。

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廃業農家さんはまだ60くらいの元気な方。知力も体力も技術も知識もあるのにもったいない。とは余計なお世話だと思いますが思ってしまいます。

「はぁ、こわぐなっちゃったよ。(もう、疲れてしまったのですよ)」

とだけ言っておられましたが、これは日々の労働に疲れてというんではなく(まあそれもあるとは思いますが)生産して販売して利益を得て生計を立てるという農業の当たり前の営みを続けることに疲れてしまったということであり、そういう貴重な生産力がもうひとがんばりできずにやめざる負えない現実に憂いを感じます。



こうしてやめていく農家と、新規就農して農地を広げたい農家とどっちが多いのかといえば、前者が圧倒的多数だと思います。

自分が就農したての頃、近所の田んぼをやっているじいさんから「これからの若いやつが1町2町の百姓なんてやるんじゃねえ!」と怒られたもんですが、実際、今後広がる遊休農地の利用方法を自分たち後継者がちゃんと考えていかないと、町場の農地は宅地にとられ、山間部の農地は山に返り、農業はどんどんやせ細ってしまいます。

農業を守るのは農家でしかないのだからそういうことまで考えてやらないかんということを言いたかったんでしょうが、就農したての自分は「そういう農業やりたかったら米か豪行くわボケじじぃ」としか思いませんでした。

最近になってちょっと考えてしまいます。




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